本 殿 (国の重要文化財)





本殿について


様式は三間社入母屋造 (いりもやづくり)で正面に 千鳥破風 (ちどりはふ)があり大きな向拝があって、 それに軒唐破風 (のきからはふ)がついている。



向拝柱上部中央の蟇股
(かえるまた)には龍・雲・浪、 左右の蟇股には表面に牡丹・唐獅子、裏面に雲・宝珠が、内法長押 (うちのりなげし) 正面中央の蟇股には桐、右の蟇股 には鯱、左の蟇股には山茶花・松・幣が、北と南の側面蟇股には鯉・松・ 滝・雲がそれぞれ彫られている。



向拝の手挟
(たばさみ)は透彫 (すかしぼり)で左右二個あり、向かって右は右面に芭蕉に蟷螂 (かまきり)左面に水に蓮、向かって左は右面に 海藻と貝類、左面に水に花菖蒲が彫られている。
また、向拝の木鼻は獣頭 のような変わった珍しい形が付けてある。
このうち、芭蕉に蟷螂の彫刻は 全国でもここ以外では見られないと言われている。




本殿の見学は事前の予約が必要です。

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