稲荷祭


金高稲荷神社

現在、当神社にお祀りされている稲荷社は、大正の初め頃、 京都の伏見稲荷大社より、御分霊をいただき、金高稲荷神社として独立して お祀りされている。
それ以前については、、当神社所蔵の地図(明治6年)によると、本殿正門の外塀内に 稲荷社、熊野社、住吉社の三社合わせた合祀社として祀られていたようである。

稲荷神社は五穀豊穣と商売繁盛、大漁の守護の神様として、伏見稲荷大社を中心に全国に約 三万社祀られており、社号に正一位稲荷大明神と書かれているのは、神仏混合の神であり、 その位も最高と信じられているからである。


狐と赤い鳥居がお稲荷様のシンボルであるが、それは、 狐は神の使いとして、赤い色は豊年を象徴する色として信仰されているからである。
「金高」という名称は、金が高く積もる、金持ちになれるという願いからなずけられている。

稲荷祭は、以前は2月の初午の日に行なわれていたが、現在は暖かい3月末の日曜日に行なわれ、 一石の大もちまき大会、のどじまん大会等で、盛況をきわめている。


戻る